『MIRRORLIAR FILMS Season7』加藤シゲアキ・東海市表敬訪問にて

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 加藤シゲアキが、10月31日、自身の監督作が収録される短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』の撮影地・愛知県東海市を表敬訪問し、花田勝重東海市長らと会談した。

【写真】加藤シゲアキ、監督作の撮影地・東海市を表敬訪問! 市長らと対面も

 MIRRORLIAR FILMSとは、役者を目指すすべての人に学びとチャンスを提供するため、伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之、関根佑介(Fogg)、松田一輝(KOUEN)らが、2017年に発足した情報プラットフォーム“mirroRliar(ミラーライアー)“から発足した短編映画プロジェクト。

 「だれでも映画が撮れる時代」をテーマに、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、若手とベテラン、メジャーとインディーズが融合して切磋琢磨しながら映画を作り上げていく。第1弾となるSeason1〜Season4の上映を終え、今期は第2弾Season5〜Season8の施策となる。

 『MIRRORLIAR FILMS Season7』では、加藤シゲアキ、加藤浩次が監督を務めるのショートフィルムを収録。加藤浩次は初監督となる。加藤シゲアキ監督、加藤浩次監督による2作品は、2025年5月1日に愛知県東海市に開館する建築家・隈研吾氏設計の新施設「東海市創造の杜交流館」こけら落としとして上映予定だ。

 東海市で制作される加藤の監督作は、加藤が脚本も務める。監督としてメガホンをとるのは、ショートフィルム『渋谷と1と0と』(2022)に続いて今回が2度目。映画作品を作るにあたり、ロケ撮影などは地域の協力や理解が重要で一番の壁だが、映画を通して地域の活性化にもつなげていきたいと語る東海市の想いや試みが素晴らしく、一緒に良い作品を届けていき、「東海市の香りや気配なども作品に反映し、映画そのものの面白さを伝えたい。忘れられない15分の映画をつくりたい」と意気込みを語った。

 加藤監督は、6月に初めて東海市に訪れ、製鉄所へ足を運んだ際、そこだけ映し出すだけでもシネマティックで良い作品が作れるのではないかと、街並みの魅力も感じながらシナリオハンティングを行った。

 花田市長は、今回の映画挑戦で、ロケ地となる東海市が自分たちのふるさとを感じられるようなシーンが映画に出てくると誇りに思えるし、東海市の良さをより発見できるのではないか。さらに、芸能や芸術にも触れ、文化的な側面も伸ばしていき、東海市創造の杜交流館のPRにもつなげたいという想いを伝えつつ、東海市ならではの魅力的なエリアも紹介し、今後の制作に向けてエールを送った。撮影は東海市内にて今冬よりスタートする。

 短編オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』は、2025年5月公開。