【3連休の天気】前半は西・東日本で記録的大雨 後半は北日本で暴風が吹き荒れる

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■台風21号由来の湿った空気 11月として記録的大雨に

 台風21号はきのう(木)午後に台湾を通過し、きょう(金)は東シナ海を北上しています。今夜にも温帯低気圧に変わりますが油断はできません。
 今後は前線に取り込まれる形で九州から関東を通過していく見込みです。台風由来の湿った空気で夏のように雨雲が発達し、西日本ではきょう(金)から、東日本も3連休初日のあす(土)は警報級の大雨となる恐れがあります。
 11月1カ月の平年雨量は100mm前後ですが、今回はそれを上回る量の雨が2日程度で降ると予想されています。ちょうど落ち葉が側溝などにたまり始める時期で冠水が起こりやすくなっています。車の運転など十分ご注意ください。

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■4日(月)は北日本で暴風 交通機関に影響の恐れ

 3連休の後半、4日(月)は西日本と東日本で天気が回復しますが、今度は北日本で荒れた天気になりそうです。低気圧が発達しながら通過するためで、暴風が吹き荒れ交通機関にも影響が出る恐れがあります。落雷や突風、ひょうなどにも注意が必要です。

■来週は季節前進 北海道は平地で積雪か

 そして来週はこの嵐が強い寒気をもたらします。北海道の日本海側やオホーツク海側では、5日(火)と6日(水)に雪が予想されていて、平地でも今シーズン初めて積もる所がありそうです。青森や秋田など東北北部でも初雪となるかもしれません。
 東日本と西日本も季節外れの暑さが収まり、晴れても20℃に届かない日が出てきます。遅れていた季節がようやく進み始めそうです。