WS制覇したド軍ナインがLA凱旋 大谷翔平は機内でトロフィー手に感慨深げ 2日未明にVパレード
2020年以来4年ぶりにワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースナインが1日、ヤンキースとの激闘を終えてチャーター機で地元のロサンゼルスに凱旋した。
球団の公式インスタグラムは機内で優勝トロフィーを掲げる選手の写真を投稿。白のセーターを着た大谷翔平は、黒の帽子を後ろ向きに被り、優勝トロフィーを手に満面の笑み。別の投稿では感慨深げに優勝トロフィーを見つめる様子も収められている。
大谷はワールドシリーズ前に試合を中継する米「FOX」の取材に対応した際に「撮影の時にトロフィー見たんですけど、触らないように。これは勝ってから触るんだっていう気持ちに改めてなりました」と話していた。1年間の激闘の末に勝ち取った優勝トロフィーをまじまじと見つめる様子に、ファンからも「本当おめでとうございます。幸せいっぱいです」「仕事を終えた選手の素晴らしい笑顔」「素晴らしい」などと祝福のコメントが多数寄せられた。
また、山本由伸も機内で優勝トロフィーを手に笑顔でポーズ。ワールドシリーズMVPに輝いたフリーマンは大事そうに優勝トロフィーを抱えて眠る様子もあった。別の投稿ではロサンゼルスに到着し、胴上げ投手となった右腕ビューラーがタラップで誇らしげに優勝トロフィーを高々と掲げる写真もあった。
ドジャースは1日(日本時間2日午前3時開始)にロサンゼルスで優勝パレードを行う。2020年はコロナ下で開催しておらず、1988年以来36年ぶりの優勝パレードとあり、ロサンゼルスの街が盛り上がりそうだ。
また同日はWS直前の22日に死去した球団OBフェルナンド・バレンズエラさん(享年63)の誕生日に当たる。通算173勝を挙げたメキシコの英雄の背番号「34」は永久欠番となっており、今WSで選手は左肩に「34」のワッペンをつけて戦った。