アーミー・ハマーが俳優業復帰、西部劇映画に出演へ ─ 私生活のスキャンダルから約3年
『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015)や『君の名前で僕を呼んで』(2017)などのアーミー・ハマーが俳優業に復帰することがわかった。西部劇映画『Frontier Crucible(原題)』に出演することを米などが報じている。
2021年、ハマーはSNSを通じて複数の女性にカニバリズム願望を伝える不適切なメッセージを送った疑惑が浮上したのち、女性から性的暴行を告発され、出演が決まっていた全ての新作から降板。その後は活動を休止していたが、2024年6月にはポッドキャスト番組に登場し、騒動後の経緯や自身の心境を振り返り、現在は「全てに感謝している」と表明した上で、創作活動を継続していくを明かしていた。
ハマーの役どころは不明だが、報道によると「重要な役柄」を演じるという。撮影は2024年11月よりアリゾナにて開始予定で、ハマーはにて「また始めます(back in the suddle)」と投稿。Tシャツにデニム、ウェスタンハットのラフな出で立ちで地面に腰掛ける自身のショットや台本の写真をシェアしている。
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プロデューサーは、カート・ラッセル主演『トマホーク ガンマンvs食人族』や、メル・ギブソン主演『ブルータル・ジャスティス』(2018)など個性的な作品でベテラン俳優の魅力を引き出してきたダラス・ソニエ。ハマーの出演発表にあたり、「私は素晴らしい映画に向けて努力しながら、タブーを打ち砕くことでキャリアを重ねてきました。これこそ私が取り組んできた2つの完璧な融合です。私が愛してやまない西部劇というジャンルの、この素晴らしい作品劇でアーミー・ハマーと仕事をするのが待ちきれません」とコメントしている。
監督のトラヴィス・ミルズは、『Counting Bullets(原題)』(2021)『Texas Red(原題)』(2021)などの西部劇映画を送り出してきたキャリアの持ち主。スマートなキャラクターを演じることも多かったハマーだが、『Frontier Crucible』ではワイルドな表情が見られるだろうか。復帰作として、また新境地を開拓するキャリアの転換作としても要注目だ。
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