“元共和党知事”シュワルツェネッガー、“民主党候補”カマラ・ハリス氏支持を表明

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アーノルド・シュワルツェネッガーが、来週に迫る米大統領選で、カマラ・ハリス副大統領を支持することを表明した。

「ターミネーター」などで知られ、2003年から2011年まで共和党員としてカリフォルニア州知事を務めたシュワルツェネッガーは、共和党候補ドナルド・トランプ前大統領を再選させることは「あと4年間、でたらめなことを繰り返す」ことになると警告し、民主党候補ハリス氏が当選することが国家にとって最善だと訴えている。

シュワルツェネッガーはXへの長文の投稿で、こう語っている。

「私はあまり支持を表明しない。私は見解を述べることをためらわないが、政治が嫌いだし、ほとんどの政治家を信用していない」
「私は単なる有名人ではなく、元共和党知事であるから、人々が私の言い分を聞きたいことを理解している」
「知事時代に学んだのは、政策を愛し、政治を無視することだ」
「正直言って、私は今はどちらの政党も好きではない」

そして、「政治がかつてないほど嫌い」だというシュワルツェネッガーは、トランプ氏に投票することがアメリカを「前進」させることにつながるとは思えないとした上で、「選挙結果を否定するのは、全くアメリカ人らしくない。私のように世界中の人々と話をし、それでもアメリカが丘の上の輝く都市であることを知っている人間にとって、アメリカを世界のゴミ箱呼ばわりすることは非国民的であり、私を激怒させる」「私は共和党員である前に、常にアメリカ人だ」「だから今週、私はカマラ・ハリスとティム・ウォルツに投票する」と続け、国民に投票を呼び掛けた。