【阪神】育成3位・江別市出身のくふうハヤテ・早川太貴…日本ハム戦で投げるときは「阪神を応援してほしい」
阪神から育成ドラフト3位で指名された江別市出身のくふうハヤテ・早川太貴投手(24)が30日、静岡市内で指名あいさつを受けた。今季ウエスタン・リーグに参入した新球団のドラフト指名1号は「改めて戦力になれるように頑張りたいと思った」と決意を固めた。
早川は大麻高、小樽商科大を経て、昨年まで日本ハムの本拠・エスコンフィールドがある北広島市の市役所職員だった。異色の経歴の持ち主は「去年までエスコンで投げるのを目標にしていたが、今は日本ハムを抑えたい。投げる時は日本ハムでなく、阪神を応援してほしい」と笑顔で呼びかけた。
今季25試合の登板で4勝7敗、防御率は3・22。甲子園との相性もバッチリだ。5月3日の阪神との2軍戦(0△0)で聖地のマウンドに上がると、8回無失点、今季最多の10奪三振を記録した。「特別な力を感じたし、一番投げやすかった。早く投げられるように頑張りたい」。真価発揮のためにも、今オフは体力アップを目指す。
(伊藤 明日香)