北朝鮮による核ミサイル開発、断じて容認できず=林官房長官

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[東京 30日 ロイター] - 林芳正官房長官は30日午後の会見で、長距離ミサイル発射や7回目の核実験を行う可能性が報じられている北朝鮮について、「核ミサイル開発は日本や国際社会の平和と安全を脅かし、断じて容認できない」と述べた。

今後も各種ミサイルの発射や衛星打ち上げ、核実験などさらなる挑発に出る可能性があるとの見方を示し、引き続き米国や韓国とも緊密に連携し、必要な情報収集に努め、警戒監視に全力を挙げるとした。

韓国議会情報委員会の李成権委員は30日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射準備を完了し、11月初旬にも発射する可能性があると明らかにした。これより先に、戦略兵器開発をアピールする狙いから、北朝鮮が米大統領選の前後に長距離ミサイルの発射や7回目の核実験を行う可能性があると韓国政府関係者が述べている。