(c) Marvel Studios 2022

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(MCU)映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)で命を落としたと思われるワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ。ファンの中には「ワンダはまだ死んでいない」と考える声もあるが、この真相について、ドラマのクリエイターが気になる発言をしている。

この記事には、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』「アガサ・オール・アロング」の内容が含まれています。

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(c) Marvel Studios 2022

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』クライマックスで、禁断の魔術書であるダークホールドを開いたワンダは自身の行いを悔い、ワンダゴア山を破壊してその下敷きとなって姿を消した。だが、ワンダが息を引き取るシーンははっきり描かれておらず、「今もワンダは生きているのでは?」と推測する人は少なくない。

「ワンダヴィジョン」に初登場した魔女、アガサ・ハークネスのスピンオフドラマ「アガサ・オール・アロング」の第1話『道を探せよ』では、呪いにかかったままの刑事アガサが赤毛の女性の死体を発見し、それはワンダではないかと示唆された。さらに第7話『死と手をつなぎ』では、ワンダの息子ビリーであることが判明した謎の少年ティーンがアガサに、「ワンダ・マキシモフは本当に死んだの?」と直球で質問するシーンがある。その問いに最初アガサは「そうよ」と答えたが、「きっと、多分……」と曖昧な返事に変わり、ワンダの死に確証を持てないような素振りを見せていた。

(L-R): Teen (Joe Locke) and Agatha Harkness (Kathryn Hahn) in Marvel Television's AGATHA ALL ALONG, exclusively on Disney+. Photo by Chuck Zlotnick. © 2024 MARVEL.

米のインタビューで、今もワンダの死を曖昧にしている理由を訊かれたクリエイターのジャック・シェイファーが、こう答えている。

「そのシーンはアガサの視点から書きましたが、アガサとしては実際に答えを持っていません。彼女は呪いをかけられていたと知っているからです。呪いをかけられた心は死体を見ましたが、彼女はそれを完全に信頼できないと分かっています。それから、ワンダゴア山が崩壊した時、彼女(アガサ)はそこにいませんでした。彼女は実際には知らないのです。」

発言によると、ワンダが死ぬ瞬間を目撃していないアガサは、彼女が死んだと明言できないとうことだ。シェイファーは、ワンダの生存について知らないアガサは答えをもったいぶって、人々を混乱させるとも説明している。また、今後ワンダが復活登場する可能性については、「MCU全体に関しては、私の担当ではありません。ですが、ワンダ・マキシモフが彼女の存在感で魅了してくれることを応援し続けます」と答えた。

ということは、現時点でワンダの死は絶対的な確定ではないことになる。ワンダ役を演じたエリザベス・オルセンは、「彼女を上手く活かす方法があるなら、いつでも喜んで復帰します」とし、再演に前向きな姿勢を見せていた。

なお、「ワンダヴィジョン」に登場したホワイトビジョンのその後を描くタイトル未定のドラマシリーズにはヴィジョン役のポール・ベタニーが復帰。もしかしたら、こちらの作品でもワンダについて言及され、生きているかどうかが明らかになるかもしれない?

「ワンダヴィジョン」「アガサ・オール・アロング」はにて独占配信中。鏡リュウジさんが実際の魔女たちと交流した見地からドラマを語るインタビュー記事は以下より。

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