【速報】ドジャース3連勝で“世界一”に王手！負傷明けも先発出場の大谷翔平はノーヒットも先制のホーム踏むなど2出塁で勝利に貢献【ワールドシリーズ第3戦】
◆MLBワールドシリーズ第3戦 ニューヨーク・ヤンキース2ー4ロサンゼルス・ドジャース 28日（日本時間29日午前9時8分試合開始、ヤンキースタジアム）
ドジャースが本拠地で連勝を飾り、舞台をニューヨークに移して行われる第3戦。26日の第2戦で左肩を負傷し、亜脱臼と発表された大谷翔平選手(30)は出場が危ぶまれたが、「1番DH」で先発出場。3打数無安打だったが、四球1死球1の2出塁で先制のホームを踏むなど、時折左腕をかばうしぐさを見せながらも勝利に貢献した。
ヤンキースの先発は今季レギュラーシーズン5勝5敗、防御率2.85のシュミット。対するドジャースはレギュラーシーズン1勝6敗、防御率5.38ながら、ニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で4回無失点と好投したビューラーが先発投手を務めた。
大谷は1回表の第1打席はストレートのフォアボールで出塁。2番ベッツが倒れ1アウトのあと、3番フリーマンの3試合連続となる2ランホームランでホームに還り、ドジャースが2点を先制した。
無死1塁で迎えた3回表の第2打席は、カウント2−2からの5球目を打ってセカンドゴロに倒れた。
1死1、2塁のチャンスで回ってきた4回表の第3打席は、代わった3番手ピッチャー・コルテスが投じたカウント3−2からの7球目をスイングして空振り三振となった。
7回表の先頭打者となった第4打席は、相手5番手投手のヒルが投じたカウント2−2からの7球目を打ってサードへのファウルフライに打ち取られた。
1死ランナーなしだった9回表の第5打席は、8番手で登板したクローザーのウィーバーが投じた3球目が左足スパイクに当たり、デッドボールで出塁した。
試合はヤンキースが9回裏2アウトからバーデューゴの2ランホームランで反撃したが、ドジャースがリードを守って4−2で制し、3連勝で“世界一”に王手をかけた。
