「お前の所有物じゃない」夫婦関係のいびつさに気づく友人|ハイスペック旦那から逃げました【ママリ】

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高熱で寝込む柚羽さんを放置し、夜中まで遊ぼうとするコウ。事情を知っていたヨシキさんに指摘を受け、帰ることに…。しかし、なぜヨシキさんが事情を知っていたのか詰め寄り…。Aiさん(@mayai260)が描くエッセー作品『ハイスペック旦那から逃げました』第40話をごらんください。

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詰め寄られても怯むことなく、コウに意見を言うヨシキさん。柚羽さんの状況を思いやり、正しいと思ったことを口にします。

コウはヨシキさんがどこまで事情を知っているのか気にしている様子ですね。人に言えない状況を作っている自覚があるのかもしれません。

ヨシキさんに「もっと妻を大事にしてやれ」と言われたコウ…。ぐうの音もでない様子ですが、反省するどころか柚羽さんに何かしないかが心配ですね。

DVかも?少しでも違和感を覚えたら周囲に相談を

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「DV」とは「ドメスティック・バイオレンス」を略した言葉で、配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった者から振るわれる暴力という意味です。言葉や力による暴力だけではなく、外出禁止や携帯電話をチェックされるなどの社会的暴力、生活費を渡さないなどの経済的暴力もDVに当てはまります。

柚羽さんは恋人コウから思いやりのない要求をされ続けます。結婚後はますますエスカレートし、徐々に精神的なダメージを深めていきます。

付き合い始めたころは優しかった恋人も、時間の経過とともに想像とは違う内面が見えることがありますよね。誰であってもDVに遭う可能性は否定できません。そして、はたから見れば「どうして逃げ出さないの?」と思う状況でも、DVを受けている本人にとっては、時に抜け出すことが困難な状態である場合もあります。もしも、恋人や配偶者などから暴力を受けたり、そこから抜け出せない状態にあったりした場合、第三者や行政の窓口に相談しましょう。内閣府もDV相談窓口を設けています。

柚羽さんはストーリーの中で周りの人に支えられ、自己肯定感を回復させていきます。そして、徐々に自分の意見を言えるように…。DV被害の深刻さや周囲へ相談することの大切さについて改めて考えさせられる作品です。

記事作成: もも

(配信元: ママリ