河村勇輝へ、スペインの同僚が慣れない日本語で送った“感謝の9文字”に広がる感動「これ大好き」
敵地ジャズ戦のベンチでの光景
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結び、開幕ロースター入りした河村勇輝が23日(日本時間24日)の敵地ジャズ戦でベンチ入りしたものの出場機会はなく、日本人選手として4人目のNBAデビューはお預けとなった。それでも、ベンチでは味方の好プレーを盛り上げるリアクションを見せるなど、チームの一体感をアピール。会心のプレーが喜ばれた同僚がまさかの日本語で河村を称えると、日本人ファンから「日本語でめっちゃうれしい」「最高やんこいつ」といった反響が寄せられている。
感謝は国境を越えた。73-66とリードして迎えた第3Q残り7分10秒。ターンオーバーから、エースのジャ・モラントのパスを受けたサンティ・アルダマが右手ワンハンドでの豪快なアリウープダンクを炸裂させた。ベンチで見届けた河村は両手をあげて、ぴょんぴょんと何度も飛び跳ねながら喜びを表現した。
ネット上の日本人からは無邪気に喜ぶ姿に「可愛すぎる」「めちゃくちゃはしゃいでて笑った」などの声が上がっていたシーン。中継の映像でも抜かれていたほどだったが、ファンが投稿した動画を引用したアルダマは日本語9文字で「ゆうきは、僕の兄弟だ」とつづり、絵文字を添えて投稿。アルダマの過去の投稿をたどっても日本語がつづられたものは皆無。慣れない日本語でつづった思いはそれだけに貴重、かつ河村への感謝が込められていると言ってもいい。
これには河村も「mi hermano(我が兄弟)」とスペイン語でコメント。日本人ファンからも「日本語でめっちゃうれしい」「最高やんこいつ」「弟をよろしくお願いします」「これ大好き」「最高っす」など、感激した様子の言葉が並んでいる。
(THE ANSWER編集部)