21歳までベルマーレでプレーした中田。(C)SOCCER DIGEST

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 元日本代表DFの都並敏史氏が、かつて共闘した元日本代表MF中田英寿の逸話を明かした。

 10月24日に開催されたヨーロッパリーグのトッテナム対AZ戦の解説をWOWOWで務めた同氏は、ゲーム中に戦術理解度の話になると、「余談ですけど」と切り出し、こんなエピソードを語った。

「僕は最後、中田ヒデとベルマーレ(平塚。当時)でやりましたけど、ヒデは監督に戦術ボードを持って行って、『こうやってやろうよ』って言ってましたから。『えっ、こっちの方がいいんじゃないの?』って。なんて奴だと思いましたけど」
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 78キャップを誇る名SBは、「もう亡くなった方ですけど、当時の植木(繁晴)監督は、『いいよ、それでいこう』と。そういう方だと成長できる。(中田は)言うだけあって、一番がんばってましたから。どんな時でも」と言葉を続けた。

 都並氏が回想した時期の中田は20〜21歳。当時から、異彩を放っていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部