アジア各地から多彩なお茶が集結 渋谷で「OCHA PARK」

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10月5、6日の2日間、東京都渋谷区で「OCHA PARK」が初開催された。日本各地や中・台・韓など多様な茶葉の生産者・販売者ら約40社が集結。延べ5000人の来場者がお茶の魅力を味わった。

会場の渋谷区立宮下公園芝生ひろばは、本イベントを後援した三井不動産が運営する複合施設「MIYASHITA PARK」の屋上にある。宿泊客の9割をインバウンド客が占める同社運営の高層ホテル「sequence」が隣接している。

出店者らが提供したお茶はネパール産の紅茶、韓国漢方茶、台湾烏龍茶、美作番茶、中国茶、薬膳茶、チャイなど実に様々。入場無料で、ほぼすべてのブースが試飲用のお茶を用意しており、持参したカップでも試飲を楽しめた。ディレクターを務めた長谷川愛さん(norm tea house)は「できるだけ間口の広いイベントにしたかった」と狙いを話す。イベントオリジナルのテイスティングカップ(税込2200円)は2日間で1000個を販売。

岡山県に伝わる美作番茶を提供する小林芳香園

焼き菓子やアイスクリーム、花などお茶に関連する出店もあり、各種ワークショップも開催。また蔦屋書店とのコラボでオンラインショップ「お家でOCHA PARK!」を期間限定でオープンし限定の茶葉セットや茶器などを販売した。