東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 152.13/152.14 1.0793/1.0797 164.23/164.24
NY午後5時 152.75/152.77 1.0781/1.0784 164.69/164.73
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べてドル安/円高の152円前半で推移している。アジア市場で米金利が低下してドルが軟化したほか、加藤勝信財務相の円安けん制発言が短期筋の円売りを抑制する形となった。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 38143.29 38.43 37804.52 37,712.19─38,320.39
TOPIX 2635.57 -1.39 2614.63 2,605.79─2,645.18
プライム指数 1356.29 -0.69 1344.76 1,341.16─1,361.13
スタンダード指数 1206.98 -2.73 1204.9 1,203.29─1,209.34
グロース指数 769.67 -5.18 768.25 762.62─771.66
グロース250指数 599.35 -4.74 598.47 593.48─601.17
東証出来高(万株) 171565 東証売買代金(億円) 37099.14
大引けの日経平均は、前営業日比38円43銭高の3万8143円29銭と小幅ながら4日ぶりに反発して取引を終えた。前日の米株安を嫌気した売りが先行したが、米金利上昇への過度な警戒感が和らぎ、徐々に持ち直した。一方、衆院選での与党苦戦への警戒感は根強く、上値追いは限られた。前日終値を挟んだ一進一退が続き、方向感は乏しかった。ローソク足は陽線となり、陰線の連続日数は前日までの11日で途切れた。
プライム市場の騰落数は、値上がりが596銘柄(36%)、値下がりは980銘柄(59%)、変わらずは70銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) 0.227
ユーロ円金先(24年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.227%になった。前営業日(0.227%)から横ばいした。無担保コール翌日物の加重平均レートは、前営業日(0.227%)から横ばい圏となる見通し。「ビッドサイドの調達ニーズは引き続き底堅い」(国内金融機関)との見方が聞かれた。
<円債市場>
国債先物・24年12月限 143.96 (+0.26)
安値─高値 143.65─143.97
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.955% (-0.020)
安値─高値 0.980─0.950%
国債先物中心限月12月限は、前営業日比26銭高の143円96銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比2bp低下の0.955%。週末の衆議院選挙を目前に控え、ポジション調整の動きが中心だった。