24日朝早く、三重県鳥羽市の答志島の沖合で、漁船が転覆しているのが見つかりました。乗っていた3人のうち、1人の死亡が確認され、残る2人の行方が分かっていません。

鳥羽海上保安部などによりますと、24日午前6時半すぎ、漁協関係者から三重県鳥羽市の答志島の沖合で「漁協所属の『ゆたか丸』が転覆状態で発見された」などと通報がありました。「ゆたか丸」にはニシカワ・トシヒロさん、ヤマシタ・サダヒロさん、ヤマシタ・ミチコさんの3人が乗っていたということです。午前8時ごろ、潜水士が男性1人を発見しましたが、その後、死亡が確認されました。

「ゆたか丸」は23日午後10時ごろ、鳥羽市内の病院へ向かうため答志島の漁港を出ましたが、その後、連絡が取れなくなっていたということです。海上保安部の巡視船などが残る2人の捜索にあたっています。