映画『大きな玉ねぎの下で』(2025年2月7日公開)(左から)原田泰造、飯島直子、江口洋介、西田尚美が出演(C)2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会

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 俳優の神尾楓珠と桜田ひよりが主演を務める映画『大きな玉ねぎの下で』(2025年2月7日公開)に、江口洋介、飯島直子、西田尚美、原田泰造らが出演することが、手書きコメント(画像)とともに発表された。

【動画】江口×飯島×西田×原田 スペシャル座談会映像

 本作は、ロックバンド・爆風スランプの不朽の名曲にインスパイアされた、手紙やノートでのやり取りを通して、顔も知らない相手に恋をするラブストーリー。SNSで簡単につながれる時代に、あえて手書きで心の声を綴りながら関係を築いていくノスタルジックな世界観はもちろん、令和と平成ふたつの恋が交錯することも本作の大きな見どころの一つ。

 本日、発表されたのは、丈流(神尾)と美優(桜田)の恋を見守るキーパーソン。昨年、俳優デビュー35周年を迎えた江口が演じるのは、“顔も知らない相手”に恋する丈流と美優の共通の話題となるラジオ番組のナビゲーター。「ラストに向けて、楽曲とシンク口していく恋愛ドラマは、懐かしくもあり、新しくもある、大人も楽しんでいただけると思います。幅広い年齢層に響く、爽やかな恋愛映画です」とコメントを寄せている。

 飯島は、丈流と美優の恋のきっかけとなる救急救命士を演じる。「時代を超え、昔と今とがリンクしていく、『胸がぎゅっとする所もまさに青春映画』何か忘れかけていたものが見つかりそうです」と、大人も心をつかまれる作品であることをアピールしている。

 西田は、病弱ながらも丈流を優しく見守る母を好演。「神尾くんとは以前も親子役だったことがあり、リラックスして撮影出来ました。交換日記や手紙って、今みたいに既読を確認出来たり、返信もクイックじゃないのがもどかしいのだけど、返事を待つ間のドキドキがたまらなくて。そのドキドキが映画からあふれ出ていてキュンキュンしてしまいました」とメッセージを寄せている。

 原田は、病弱な妻を支えながら、息子・丈流の決断を後押しする真面目で心優しい父親役。「当時、何度も聴いた『大きな玉ねぎの下で』を映画化すると聞いた時、なんていいアイデアなんだろうと思い、自分がその世界に入れることがうれしかったです」と並々ならぬ思いを語っている。

■江口×飯島×西田×原田のスペシャル座談会映像

 江口、飯島、西田、原田によるスペシャル座談会では、楽曲「大きな玉ねぎの下で」に関するマル秘エピソード、シングル発売当初の1989年のそれぞれの活動など、本作だからこそ語れるエピソードが続々と明かされる。楽曲との思い出を聞かれ、原田は「僕当時、歌ってました」と告白すると、西田も「これカラオケで歌ってもらったんです」とプライベートで偶然サンプラザ中野くんに出会い、生歌唱で感動したエピソードを披露している。

■キャストの手書きコメント(原文ママ)

▼江口洋介
 「大きな玉ねぎの下で」は、僕達の世代にとっては、懐かしく、とても映像的な詩の世界のバラードだったので、今の時代にどう響いてくれるのか楽しみです。現場では、asmiさんや同世代の俳優人たちと楽しく演じさせてもらいました。ラストに向けて、楽曲とシンク口していく恋愛ドラマは、懐かしくもあり、新しくもある、大人も楽しんでいただけると思います。幅広い年齢層に響く、爽やかな恋愛映画です。是非映画館に足を運んでください。

▼飯島直子
 私の青春時代からロングヒットを続けている「大きな玉ねぎの下で」まさかと言う思いと嬉しさと光栄でいっぱいです。手紙という一文字の表情。相手への想い、受け取った側の想い、やはり電子メールでは伝えきれない表情が手紙にはあり、ステキだと感じました。時代を超え、昔と今とがリンクしていく、「胸がぎゅっとする所もまさに青春映画」何か忘れかけていたものが見つかりそうです。ぜひ劇場でお待ちしています。

▼西田尚美
 仕事を始めて間もない頃にサンプラザ中野くんさんに偶然お会いして生で歌唱いただいたことがあるので、映画のお話を聞いてとても嬉しかったです。神尾くんとは以前も親子役だったことがあり、リラックスして撮影出来ました。交換日記や手紙って、今みたいに既読を確認出来たり、返信もクイックじゃないのがもどかしいのだけど、返事を待つ間のドキドキがたまらなくて。そのドキドキが映画から溢れ出ていてキュンキュンしてしまいました。是非映画館で。

▼原田泰造
 当時、何度も聴いた「大きな玉ねぎの下で」を映画化すると聞いた時、なんていいアイデアなんだろうと思い、自分がその世界に入れることが嬉しかったです。撮影は、パート2出来ないかなと思うくらい楽しくて濃密な時間でした。本編は、過去と現代を並走する展開になっていて、懐かしかったり、考えさせられたり、もどかしかったり、時にはウルっときたり…。いつか「日本武道館」に行った時、大きな玉ねぎを見て、歌と一緒に思い出していただける映画になれたら嬉しいです。