マクドナルドの店員として働くトランプ氏(ロイター)

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 米大統領選(11月5日)の選挙キャンペーン終盤の20日、共和党候補で前大統領のドナルド・トランプ氏は激戦州の一つ、ペンシルベニア州でマクドナルドの店舗を訪れ、フライポテト揚げやドライブスルー客への商品手渡しを体験した。

 公開されている動画や写真では、エプロンをつけたトランプ氏が調理場で店員の助言を受けながらポテトをフライヤーで揚げる姿が見られる。ドライブスルー客に窓から商品を詰めた袋を手渡す場面もあった。

 ありがちな有権者向けパフォーマンスかというと、そうでもなさそうだという。マクドナルドについては、ハリス氏が過去のアルバイト歴をアピールしている。マックでの労働は自身の中流育ちを示す例になる。これに対しトランプ氏は根拠なく、ハリス氏はマックで働いたことはないと主張していると米メディアは報じた。

 CNN電子版は、トランプ氏は根拠もなく、ハリス氏が「事実」をでっちあげていると主張するのが常だとし、「レストラン(マック)訪問は民主党候補(ハリス氏)の職歴に疑問を植え付けようとする最新の試み」だと指摘した。