ヤマハの爆速「フラッグシップモデル」! MotoGPマシン直系のテクノロジー搭載!? サーキット最強と謳われる「YZF-R1」レースベース車 登場!
”YZF-R”ブランドは、ヤマハモーターサイクルの象徴である。
ヤマハは2024年9月25日、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデル「YZF-R1 レースベース車(2025年モデル)」を期間限定予約による受注生産で2025年2月28日に発売すると発表しました。
予約窓口は、全国の「ヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店」です。
YZF-R1とは、スーパースポーツのカテゴリに分類されるバイク。
【画像】「超カッコイイ!」サーキット最強のヤマハ「YZF-R1」 を画像で見る!(14枚)
ヤマハのMotoGPマシンである「YZR-M1」をベースに作られたフラッグシップモデルにあたり、サーキット最速を目的として製造されながら、峠道からサーキットまで“コントロールする楽しさ”を味わえる魅力あるバイクです。
デザインコンセプトは、“纏う”としており、4つの意味を持たせています。
「“風”を纏う」は、ストリームラインをイメージしながら解析し、デザインに落とし込み、街中でも、高速道路でも、サーキットでもYZF-R1を取り巻く風の環境を制御することで、マシンをコントロールしやすくしています。
「“人”が纏う」は、コクピット周辺は可能な限り突起物をなくし、自由に動けるシームレスな造形とし、身体を瞬時に意のままに動かすことができるライダーとマシンとの一体感を表現。
「“M1の魂”を纏う」は、ヤマハの最高峰モデルはMotoGPに参戦しているYZR-M1です。
そのYZR-M1とYZF-R1の関係は切り離せないと考え、M1の魂をデザインとしていかにR1にフィードバックするかYZR-M1の象徴的なポイントであるM字のセンターエアダクトの継承や、インテグレートされたカウリング、戦闘マシンとしての冷酷な佇まいはまさに“M1の魂”の表れです。
「“R1”の意思を纏う」は、これまでのYZF-R1の要素を継承しながらも異彩を放つ進化を目指し、新作のポジションランプと配光性能を向上させた新作のヘッドランプによって、冷酷な戦闘マシンとしての“R1の意思”をより表現しています。
“R”とはヤマハのレーシングマシンに与えられる称号です。
そのなかでもYZF-R1は、フラッグシップモデルであり、”Full control evolution of track master”(サーキット最速マシン)として、最先端の技術を存分に盛り込み、高性能でありながら楽しく速く走ることができる特性に作りこまれています。
今回発売が発表されたYZF-R1は、2025年モデルのスーパースポーツYZF-R1(欧州仕様)をベースに、レースなどサーキット用途に配慮したモデルです。
従来モデルからの主な変更点は、ウイングレット、KYB製新型フロントサスペンション、ブレンボ製フロントブレーキ、シート表革の採用です。
コーナリング性と空力特性を突き詰め、MotoGPマシン直系のテクノロジーが感じられるアップデートが施されました。
最大乗車定員は1名で、カラーは新色の「マットダークグレーメタリック6」のみ。
車両価格(消費税込)は244万2000円。
購入特典として、サーキット走行専用部品の「ワイヤーハーネスセット」と「ECU」(JSB・EWC用“SBK”もしくは、ST1000・SST用“SST”)がプレゼントされます。
第1次 予約受付期間は、2024年9月25日から10月9日。車両・キットパーツ納期が2025年2月28日から順次発送です。
第2次 予約受付期間は、2024年10月10日から11月29日。車両・キットパーツ納期が2025年4月下旬から順次発送です。
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「YZF-R1 レースベース車」は、ヘッドランプ、ポジションランプ、テールライト、マッドガード、ホーン、タンデムシート、タンデムステップ、リアフェンダー、ミラー、フラッシャー、車載ツール、グラフィック類を取り外した状態で出荷されます。
そして国土交通省の認定を受けていないため、ナンバープレートを取得できず、また道路を走行すると道路交通法及び道路運送車両法の違反となります。