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 ミュージシャンで俳優の古舘佑太郎(33)がNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)に第41話(10月27日)からレギュラー出演することが20日、番組公式サイトで発表された。公卿・藤原通任(ふじわらのみちとう)役で、大河初出演。2017年度前期のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で朝ドラ初出演を果たしており、NHKの国民的2大ドラマ枠を制覇する。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛〜僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高由里子は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 古舘はフリーアナウンサー・古舘伊知郎の長男。今回演じる藤原通任は、三条天皇(木村達成)の妻・藤原すけ子(すけ=おんなへんに成)(朝倉あき)の同母弟。藤原道長(柄本佑)が病の際、これを喜ぶ公卿の一人と噂される。

 「ひよっこ」においては赤坂・あかね坂商店街にある和菓子屋「柏木堂」の店主・一郎(三宅裕司)の一人息子・柏木ヤスハル役を好演し、脇役ながらSNS上で大反響。道長と三条天皇が覇権争いを繰り広げる「光る君へ」終盤、古舘の演技が注目される。