ヤマハ新型「オープン本格四輪」実車公開へ! 悪路は任せろな「敏捷モデル」! 幕張でも人気得た“超静音マシン“「C580」の一部改良モデル、JMSに展示

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「ヤマハの電気バギー」が登場

 ヤマハ発動機は2024年10月8日、幕張メッセで開催される「ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024」(開催期間:10月15日〜18日)にて、コンセプトモデル「DIAPASON(ディアパソン)C580」を出展すると発表しました。

TASで初公開された際のヤマハ「C580」

 ディアパソンC580は、同社が開発を進める、2人乗りのパーソナル低速モビリティ向けプラットフォームコンセプト「DIAPASON」の1モデルです。ことし1月の「東京オートサロン2024」で初公開され、話題を集めました。

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 ヤマハ製の電動モーターを、ホンダ製の“携行型”バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」により稼働させるシステムです。

 コンセプトテーマは「小さなEVを、社会を変える力に。」で、従来のEVの枠を超えて、軽量・コンパクトな設計により優れた電費を実現しているといいます。

「C580」はバギータイプで、畑地や不整地など、多様な路面環境で敏捷な移動性を発揮するのが特徴。担当者の話では、過去に「軽トラだと畑の中まで入れない」という声や、農機具展への出展で「バギータイプのものがほしい」という声があり、そうしたユーザーの意見を取り入れて作ったといいます。

 今回の出展では、過去イベントを通じて新たなパートナーとなった企業などからアイデアを受け、さらに改良されているといいます。

 今回発表されたビジュアルでは、東京オートサロンなどで見られたイエロー主体のカラーリングから、エメラルドグリーンとホワイトのツートーンに変更されています。

 なお東京オートサロンでは、ほかにも「C310」「C160」「C451」「C350」「C682」「C294」という6つの鮮烈なコンセプトモデルが一挙公開されていました。

 今回の展示はその7コンセプトのうち、人気が高かったというバギータイプ「C580」に絞られる予定です。