冨安(左)と菅原(右)の日本代表が実現した。(C)TOSHI TAKEYA(SOCCER DIGEST)

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“対戦相手”からの賛辞が話題となっている。

 現地10月5日に行なわれたプレミアリーグの第7節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、菅原由勢が所属するサウサンプトンとホームで対戦。3−1で快勝を収めた。

 膝の怪我から復帰した冨安は、84分から右SBに途中投入。ようやく今シーズン初出場を飾った。

 日本代表DFは試合後、自身のインスタグラムを更新。「復帰した。ガナーズ、サポートをありがとう」と英語で綴った。

 久保建英、守田英正、南野拓実、板倉滉ら日本代表戦士が続々と反応するなか、対戦した菅原も「最高だ」とコメントを寄せた。
【画像】冨安と菅原が“激アツ”のユニホーム交換
 これに現地メディアが注目。『THE BOOT ROOM』は「600万ポンドのサウサンプトンの選手は、ガナーズに1−3で敗れたにもかかわらず、アーセナルのスターを『最高』と評した」と見出しを打ち、こう伝えた。

プレミアリーグの選手が試合後に対戦相手を称賛するのを見るのはめったにない。負けた後ならなおさらだ。だが、移籍金600万ポンドのサウサンプトンのDFは、土曜日の試合後、トミヤスを大いに称賛した」

 アーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』も「サウサンプトンの選手がアーセナルDFトミヤスを称賛」と報じている。

「今シーズン初めて、このDFはプレミアリーグで監督の元に姿を現わし、84分にピッチに登場して復帰を宣言した。試合後、アーセナルのエースであるトミヤスのインスタグラムの投稿にコメントしたサウサンプトンのスガワラから拍手が送られた」

 日本代表のチームメイトと言えども、対戦直後の交流は驚きを与えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部