京都府警察本部

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 京都市伏見区の観光スポット「竜馬通り商店街」にある衣料品店を拠点に大麻を販売したとして、京都府警が30〜40歳代の男7人を大麻取締法違反の疑いで逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 府警は、7人が未成年を含む若者らを顧客とし、月に数百グラムを密売したとみている。

 7人は京都府内在住の男(40)、別の男(40)の両容疑者らで、いずれも9月に逮捕された。両容疑者が密売グループの中心人物だったとみられる。

 捜査関係者によると、7人は2022年から今年にかけ、転売目的で乾燥大麻を所持したり、顧客に有償で譲渡したりした疑い。

 グループは3〜4年ほど前、坂本龍馬襲撃で知られる寺田屋に近い「竜馬通り商店街」で衣料品店の営業を開始。今春、伏見区内の別の場所に移転した。商店街の周辺住民から昨年、情報提供があり、府警が店を出入りする人物を捜査していた。