4回裏終了時、ベンチに引き揚げる大瀬良(撮影・佐々木彰尚)

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 「ヤクルト−広島」(3日、神宮球場)

 広島・大瀬良大地投手は4回4安打1失点で降板した。

 初回は三者凡退で立ち上がるも、その後は常に走者を背負う展開。1点リードの四回2死一、二塁から中村に中前適時打を浴び、同点に追いつかれた。続く山崎からは空振り三振を奪い、勝ち越しは許さず。五回からは中崎がマウンドに上がった。

 大瀬良は今季自身初のノーヒットノーランを達成するなど、シーズン途中まで防御率0点台をキープ。打線の援護に恵まれず、ここまで6勝にとどまっているものの、安定した投球でローテーションを守り続けた。この日の登板を終え、防御率は1・86。すでに規定投球回数にも達している。