三宅正治アナ“干されていた時代”語る「1年目で大ミスやらかして…」

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フジテレビ三宅正治アナ(61歳)が、9月22日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演。“干されていた時代”について語った。

番組は今回、9月27日の放送をもって「めざましテレビ」を卒業する三宅アナと、その後任の伊藤利尋アナ(52歳)、三宅アナと同期で引き続き「めざましテレビ」に出演する軽部真一アナ(61歳)がトークを展開。

スポーツ畑を中心に活躍してきた三宅アナに、伊藤アナが「苦労なく、バーッと行ったんですか?」とたずねると、三宅アナは「いやいや、そんなことないよ。俺、1年目で大ミスやらかして、2年くらいスポーツ干された」と語る。

それは「スポーツ中継で、提供読み。生だったのよ。ブースで読むの。提供を。『この番組は…』って。そこでミスるわけ。提供を切っちゃったりするわけ。生だから。長い(社名)のあったりするじゃない。切れちゃったりする。『三宅はとりあえず外してくれ』って言われて。もうすごい野球やりたかったけど、野球にはつかせてもらえなくて。これはもう、来年どうこうとかいう問題ではないな、と。10年経った時に、巨人戦が喋れるように力を蓄える時間を作ろう。だから10年経った時に使えるような若い選手ばかりに取材をかけることにした。今スターに聞いてもいなくなるから、その頃。だから、そういうやり方をしたことが逆に良かった。そういうふうなことに切り替えたことが」と振り返った。

伊藤アナは「中長期のビジョンを立てて、ということですよね」と頷いたが、一方で「 でもそのイズムは、僕のちょっと下ぐらいまでですよ、世代としては」とも。

三宅アナは「当時はさ、10年先に夢があったのよ。(視聴率)20%のスポーツ番組が軒並みあったわけですよ」「そこにゴールがあったから、今、そのゴールがない。どうしたらそういう目立つところにね。そういうのって今少ないじゃない。そういう意味では、スポーツアナウンサーの若い子たちは、なかなか大変だろうな、という気がする」と語った。