ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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スポンサーの甲斐あった? 世間の注目も抜群

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に2試合連続となる52号逆転2ランを放ち、52個目の盗塁も成功させるなど、4打数3安打2打点、1盗塁と大暴れ。19日(同20日)には大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を超えて「51-51」を達成したばかり。各種スポンサー契約を結ぶ企業からの祝福が殺到した。

 大谷に野球用具の提供などを行う「ニューバランス」は、公式X(旧ツイッター)にお祝いムービーを投稿し祝っている。「50/50クラブ」の初めてのメンバーとなるのがテーマになっており、大谷の名前入りの「カギ」で扉を開ける凝った演出だ。ファンからも「素敵すぎる」「粋な演出」「最初の扉を開ける偉大さが伝わって、かっこいい」「センスいいな」とコメントが集まった。

「グローバルアンバサダー」として契約する飲料大手の伊藤園はXに「史上初!大谷翔平さん 50本塁打50盗塁 #お〜いオオタニサン、前人未到の快挙達成おめでとうございます!」と投稿。さらに記録を伸ばすと「51-51…だと…?」と驚きの言葉を続けて残した。

「サポート契約」を結ぶ日本航空も、Xにユニホーム姿の大谷を中心にしたお祝い画像を投稿した。「#大谷翔平 選手 史上初の【50/50】達成 おめでとうございます」「あなたと同じ日本に生まれたことを、あなたと同じ時代に生まれたことを、私たちは誇りに思います」「#JAL はこれからも 大谷選手の挑戦を応援し続けます」とつづっている。

 また「ブランドアンバサダー」に起用している語学教室大手のECCも、Xに「Congratulations, Shohei Ohtani, on reaching 50-50! 大谷翔平選手、50-50達成おめでとうございます!」と英語と日本語でメッセージを投稿した。

 大谷は昨オフFAとなり、10年総額7億ドル(約1014億円=当時)という巨大契約でドジャースに移籍。米国でも有数の巨大市場を有する球団で、米国の経済誌「フォーブス」は5月、大谷がスポンサーなどから得る“副収入”が本業の約2.3倍となる6000万ドル(約93億3800万円=当時)に達すると伝えている。

(THE ANSWER編集部)