豊昇龍を破り、懸賞を手にする大の里

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 「大相撲秋場所・14日目」(21日、両国国技館)

 関脇大の里が結びの一番で大関豊昇龍を破り、13勝1敗で千秋楽を残して今年5月の夏場所以来、2場所ぶり2度目の優勝を決めた。

 取組後、国技館が大歓声に包まれた中で大の里は大量の懸賞金を受け取った。その量は片手では持ちきれないほど。両手で受け取ると脇に抱えて土俵を降りた。

 結びの一番にかけられた懸賞金は60本で、森永賞を入れて計61本。規定の上限いっぱいとなり、片手で受け取れないほどの本数だった。

 大の里は立ち合いで突っかけてしまい、1度目の立ち合いは合わず。仕切り直した2度目の立ち合いからもろ手突きで押し込み、一気に土俵の外へ押し出す力強い相撲を見せた。