優勝報告会に出席した土屋智則

写真拡大

　「ヤングダービー・プレミアムＧ１」（２１日、桐生）

　桐生ボートで２１日、ＳＧ・グランドチャンピオン（６月２５〜３０日・尼崎）で優勝した土屋智則（３９）＝群馬・９７期・Ａ１＝の優勝報告会が行われた。

　ヘアスタイルをバチッと整え、地元に凱旋（がいせん）。イベントステージの壇上から「こんなに大勢の方が来てくれてありがとうございます」と詰めかけたファンに感謝を述べた。

　ＳＧの優勝戦は「１号艇に乗ったときから、優勝を確信していました」と堂々のイン逃げで勝利。昨年３月のクラシック（平和島）以来、２回目のＳＧ制覇に胸を張った。その一方で「レース前に嫁と夫婦げんかをしてました」と家庭内の悩みを抱えていたようで「優勝したら仲直りしました」とほほ笑ましいエピソードを披露した。

　次走の若松周年（９月２７〜１０月２日・若松）を経て、来月は地元周年のＧ１・赤城雷神杯（１０月６〜１１日）に参戦。「今年の目標はグランプリで優勝することですが、桐生の雷神杯は自分が取ります」と高らかに宣言。ファンに活躍を誓った。