ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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史上初の50-50達成

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5回に2試合連続となる52号逆転2ランを放ち、52個目の盗塁も成功させるなど、4打数3安打2打点、1盗塁と大暴れ。19日(同20日)には大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を超えて「51-51」を達成したが、米記者は“ユニコーン”以上だと主張している。

 まさに歴史的な日となった。19日のマーリンズ戦で3打席連続本塁打を含め6打数6安打、3本塁打、10打点、2盗塁と躍動した大谷。敵地にも関わらず、客席からはスタンディングオベーションが贈られ、同僚たちからも祝福を受けた。

 MLB公式サイトは「史上最高の試合? オオタニが50-50を達成し躍動」との見出しでアンソニー・カストロビンス記者著の記事を掲載。前人未踏の記録に「50-50は馬鹿げている。身長193センチ、体重95キロの男にとっては特にだ」とし、同程度の体格の選手では1シーズンでの盗塁数は最高42だったと指摘した。

 大谷は、二刀流選手としてMLBで活躍。打者としても投手としても一流の成績を残し、今季は盗塁数も激増。神話に登場する架空の生物「ユニコーン」に例えられることもあるが、カストロビンス記者は「オオタニはユニコーンよりも優れているんだ。なぜなら実在するのだから」と称賛。大谷の異次元の活躍に、米記者も脱帽するしかないようだった。

(THE ANSWER編集部)