ベストトリックで優勝した池慧野巨

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 「Xゲーム・千葉大会」(21日、幕張メッセ)

 スケートボード男子ストリートのベストトリック決勝が行われ、池慧野巨(けやき、23)が優勝した。

 20分の間に技を自由に繰り出し、一番完成度の高かった技の点数で競う種目。池は「大会に出せそうな一番やばい技」と語る、板を回転させてレールを滑り降りる大技「ノーリービックスピンバックヒールテール」を決めて頂点を勝ち取った。

 Xゲーム15回の優勝を誇るナイジャ・ヒューストンや、パリ五輪代表ら「えぐいっすね」と表現するメンバーを抑えてV。池は「2位、3位ばっかりで金メダルは久しぶり。めっちゃうれしい」と笑顔を見せた。

 大会出場より、街中で滑るシーンを映像に残すカルチャーの活動に力を入れる池。今後については「コンテストへの出場するのは減らして、海外での撮影を頑張りたい」と話した。