peco、亡きryuchellさんが“本当の自分”を伝えてくれた日「きっとすごく苦しかった」

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9月19日(木)に放送された『徹子の部屋』にpecoが登場し、昨年亡くなったryuchellさんについて語った。

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元夫のryuchellさんが亡くなり1年が経ち、あらためて彼との出会いを振り返ったpeco。

ryuchellさんとは、原宿の古着屋で同じアルバイトとして出会ったのがはじまりだった。

「はじめましてのご挨拶をしたときは、もう本当にかわいらしい男の子だったので『すごい好き!タイプだ!』と思った」と第一印象を語った。「同時に、きっとたぶん男の子が好きだろうなっていうのはなんとなく思っていた」と振り返る。

その後、2人はディズニーランドでの告白を経て交際が始まり、結婚・出産と順調に愛を育んだ。pecoは「ryuchellと出会ってから去年まで、ずっとすごく幸せ。ryuchellからもらった愛をまっすぐ受け止めてきてました」と感謝した。

黒柳徹子によると、ryuchellさんが好きになった女性は生涯でpecoひとりだけだったそう。

pecoは「数年前にryuchellから『自分はこういう人間なんだ』と、私に今まで見せていなかった部分のディテールを見せてくれました」と、彼の“告白”を次のように明かした。

「『私と出会うまでずっと男の子のことしか好きになったことがなかったし、自分がまさか女の子のことを好きになって結婚するなんて思ってもなかった』と話してくれました。ずっと墓場まで持っていこうと思っていた気持ちが今大きくなってしまって、本当の自分というか、もっと自分らしい自分でいたいなという話をしてくれましたね」

pecoはこの告白に「本当にびっくりした」としつつ、結婚するときに「何があっても受け入れて一緒に歩んでいく」と心に決めていたため、ryuchellさんの気持ちを「受け入れる」と決心。「これからは人生のパートナーとして、息子の親として一緒に歩んでいこう」と話したという。

「きっと一番言いたかったはずの私に一番言えないことだったと思うので、きっとすごく苦しかった」「本当の自分を伝えてくれる日まで、すごく葛藤とかもあっただろう」とryuchellさんの心情を思いやったpeco。

去年突然逝ってしまったが、今でも出会えたことはよかったと思っていると話す。

「私と出会ってくれて、一緒になってくれて、息子と出会わせてくれて、息子を今私に残してくれていること。本当にもうこれは一生かけても感謝しきれないことですね。今でもあれだけ愛し愛される相手に出会えたことは本当に幸せだったし、ラッキーだったなと思います」と、今は亡きryuchellさんを偲んでいた。