メ~テレ(名古屋テレビ)

ドラゴンズの立浪監督が18日退任を表明。一夜あけ、選手に心境を直撃しました。

18日のドラゴンズと阪神の試合は、7月28日以来となる最下位転落という結果になりました。

試合後の囲み取材で立浪監督は今シーズン限りでの辞任を表明しました。

ドラゴンズのスター選手だった立浪監督は2022年、 大きな期待を背負い、監督に就任しました。

しかし、1年目、2年目と最下位。

今シーズンは一時首位に立ったこともありましたが、18日最下位に転落し、残り9試合となっていました。

立浪監督は18日の試合後「結果が出なかったので責任を取って辞めさせていただきます。オールスター明けから巻き返そうと思ったが同じような負けが続いてしまったため決断した」と語りました。

19日、午前11時からバンテリンドームで練習を行ったドラゴンズ。立浪監督も姿を見せました。

退任表明から一夜明けて選手たちは…

「ここまで僕を育ててくれたのは監督なので、もう少し僕自身も何かできたんじゃないかっていう思いはここ3年である。1年目の時に僕が1回も一軍で投げてない時に、開幕ローテーションをまかされた時には『結果はいいから1年間まわることだけ考えろ』って監督から言われたことは今でも覚えている」(高橋宏斗 投手)

Q.立浪監督からかけられた印象的な言葉は

「『しっかりやれば“モノ”になる』って言っていただいたことが僕の中ですごく大きかったので、そうなるように走塁・バッティング・守備いろんな面でがんばってきた。僕の中で励みになる言葉かなと思います」(村松開人 選手)

Q.今後未来につなげたいこと、大事にしたいことはありますか

「バッティングの細かいことであったり、そういうところをしっかり続けていきたい。厳しい声などかけられたこともあるけど、優しく接していただきました」(福永裕基 選手)

『結果が出なくてもやり続けることが大事』

「僕もまだまだ一人前でもないですし、使っていただいたのは確かだと思うので『今後はうまいやつ 結果が出ているやつが使われる世界だから』って言っていただけたので、そこはすごく感じてここからまた自分のレベルを上げるようにやっていきたい」(松山晋也 投手)

「一軍で使おうとしてくれたのも立浪監督で『結果が出なくてもやり続けることが大事』っていうのは印象に残っている」(石川昂弥 選手)

Q.立浪監督の退任の報告を受けてどんな気持ちですか

「(3年前は)一試合しか一軍で投げていない実績のない選手だったのに、いきなり勝ちパターンとしての起用をし続けていただいて、感謝しかないですね」(清水達也 投手)

「僕はクビ寸前だった身ですし、まあそんな僕をドラゴンズで拾っていただいて監督に使っていただいて感謝しかない気持ち。去年『いくら三振してもいいから自分のスイングを思い切って振っていけ』と言われて、自分のメンタル面でも気楽になったし試合に出続けて結果も出せたのは(立浪監督の)言葉のおかげです」(細川成也 選手)

(2024年9月19日放送 メ~テレ「ドデスカ!+」より)

※高橋宏斗投手の「高」は正しくは「はしごだか」です。