「ことしの夏は暑かった!」8月の気温“かなり高い”・”高い” 一方で「熱中症警戒アラート」は去年より半減 厳しい残暑続く 9月23日頃から高温に注意を ≪新潟≫
新潟地方気象台が発表した8月の気象概況によるとことしの気温は“かなり高い”・”高い” ということがわかりました。
厳しい残暑は、9月も続いていて23日頃からは気象台は高温に注意するよう呼び掛けています。
8月上・中旬は「晴れ」下旬は台風接近により「大雨」も
8月の天気を振り返ってみると……
≪上・中旬≫
太平洋高気圧に覆われて晴れたところが多くなりました。
≪下旬≫
下旬は太平洋高気圧の縁を回る湿った空気や台風 10 号に伴う湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなり、25日には長岡市では過去最大となる1 時間降水量 69.0 ミリを観測しするなど大雨となりました。
8月平均気温「かなり高い」「高い」
新潟地方気象台によると8月の気温は……
<上旬>
平均気温は、平年並か、高くなりました。
<中旬>
平均気温は、両津、新津、寺泊でかなり高く、中条、関山で平年並となりました。そのほかは、高くなりました。
<下旬>
平均気温は、高いか、かなり高くなりました。
8月の熱中症警戒アラートは前年に比べ「半減」
一方、健康に係る重大な被害が生じるおそれのある危険な暑さが予想される際に発表される「熱中症警戒アラート」については前年8月は29回出されたのに対し、ことしは14回でした。
新潟地方気象台によると「気温の高さだけではなく、湿度など様々な要因を考慮し発表するため」だということです。
この暑さは、9月に入っても続いていて、気象台が17日午後2時30分に発表した高温に関する早期天候情報では北陸地方は23日頃からかなりの高温(5日間の平均気温が平年差+2.1℃以上)になる予想ということです。
北陸地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高く、かなり高い日が多い見込みです。
熱中症となりやすい状態が続きますので、健康管理に注意が必要です。
また農作物や家畜の管理など注意してください。