日本のエース西岡良仁が先勝 日本は1−0とリードし、錦織圭のシングルスにつなげる
◆男子テニス国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部対コロンビア 第1日(14日、東京・有明コロシアム)
世界ランキング54位の西岡良仁(ミキハウス)がストレート勝ちで、日本に幸先のいい1勝目をもたらした。同460位のアドリア・ソリアノバリラに6−2、6−4で勝ち、2番手の錦織圭(ユニクロ)につなげた。
気温35度に迫る酷暑の中、西岡がきっちりとエースの仕事を成し遂げた。有明でデビス杯が行われるのは2017年2月の対フランス戦以来。西岡は「久々の有明。1番手で、しっかり勝ち切れたのでうれしかった」と、マッチポイントを決めると両手を突き上げた。
錦織圭(ユニクロ)が、シングルスとダブルス計3試合に起用されることが発表されると、その後、あっという間に、チケットが2日間ともに完売になった。西岡も試合後、コート上での勝利インタビューで「この後、スーパースターがやってくると思います。ぜひ楽しんでいってください」と笑いを取っていた。