3回、右前打を放つ梅野(投手・森、捕手・坂倉)=撮影・山口登

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 「阪神−広島」(14日、甲子園球場)

 阪神の梅野隆太郎捕手が三回の第1打席で右前にクリーンヒットを放ち、9月の月間打率が4割を超えた。

 森のストレートを鮮やかに右翼線へはじき返した梅野。これで9月は19打数8安打となり月間打率は・421へと上昇した。その後、得点には結びつかなかったが、10日・DeNA戦では東からタイムリーを放つなど価値ある働きを見せている。

 梅野は昨季、8月のヤクルト戦で死球を受けて骨折。9月を棒にふった経験がある。それだけに10日のDeNA戦でお立ち台に上がった際には思いを明かしていた梅野。頼れる女房役のバットがシーズン佳境の戦いで存在感を示している。