落語界の重鎮、家族同然の愛弟子に「破門だよ!」 ラブラブ新婚トークに呆れる事態
9月8日(日)放送の『新婚さんいらっしゃい!』に、三遊亭ぽん太夫婦が登場する。
今回は『笑点』メンバーの落語家、三遊亭好楽の高座の模様からスタート。芸歴58年、現在は弟子10人を抱え、一門みな家族同然の付き合いをしているのだとか。
その7番目の愛弟子・ぽん太夫婦が今回の新婚夫婦。妻は、博物館で学芸員を務める浮世絵研究者なのだそう。日本の伝統文化に関わる夫婦が一体、どう結ばれたのか?
スタジオへは、「心配でついてきちゃった」という好楽師匠とともに登場。特別席で見届けることに。2人の両親も見守るなか、「ものすごく恥ずかしい」と照れつつ新婚トークを繰り広げる。
出会いは4年ほど前。妻が江戸の文化を勉強していた流れで、落語を観てみたいと思いたつ。しかし当時はコロナ禍。噺家によるインターネットの配信を見ていくなかで、惹かれたのが夫の落語だった。
なかでもタヌキがカブトムシに変身する創作落語のトリコになったという。「本当におもしろかった」とハードルを上げきった状態で、師匠も見たことがない演目『たぬかぶ』を実演することに。
すっかりファンになり、夫の落語会へ通うようになった妻。しばらくして2人の関係に変化が起こる運命の出来事が。浮世絵と落語を結んだ間接的な恋のキューピッドは、『のらくろ』で有名な田河水泡先生。まさに映画のような奇跡のストーリーは鳥肌モノだ。
それから約8カ月後、美術館で妻が主催した夫の落語会は大成功。その打ち上げで語り合うと、お互い実家が名古屋で江戸文化が好きで身長が157センチだという共通項が次々に発覚。
すっかり意気投合し、妻のほうから交際を申し込んだところ、好楽師匠も「破門だよ!」と呆れる展開に。
すぐに同棲を始め、夫の手料理にもメロメロになった妻。「おいしいのはもちろん、料理中におもしろい話をしてくれる」と、再びハードルを上げきった状態で「夫の爆笑料理動画」を好楽師匠に披露する。
さらに同棲1週間後には結婚を決めたというハイスピードな2人。その裏には、立派な落語家になるための、好楽師匠の教えもあったという。妻が粋に応えたプロポーズを経て、師匠にも挨拶へ行ったところ、観覧客も思わずグッと来る優しい言葉が。
「弟子は家族」だと語る好楽師匠。名古屋での家族婚にも駆けつけ、感動的な祝辞を贈る。その秘蔵映像も公開。
ラストは好楽師匠から2人へ愛があふれるメッセージをお届け。師匠が語る夫婦円満の教えとは?