主演・大泉洋らが令和から戦時下にタイムスリップ!宮藤官九郎脚本『終りに見た街』場面写真公開
過去に2度ドラマ化された山田太一原作の『終りに見た街』。約20年の時を経て3度目となるドラマ化が実現。
主演・大泉洋×脚本・宮藤官九郎の初タッグで、2024年9月21日(土)にテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアムで令和版としてよみがえる。
吉田羊や堤真一をはじめ、豪華な実力派キャストたちの出演も発表されるなか、ついに代表カットが到着した。
◆タイムスリップした先の昭和で…
令和を生きる家族が、ある日突然昭和19年6月にタイムスリップし、過酷な戦時下を懸命に生き抜く姿を描く本作。
令和では、パッとしないながらも細々と脚本家を続けていたテレビ脚本家・田宮太一(大泉洋)。
家族に疎まれながらも、家事や介護に忙しくしながらパートの仕事を頑張るしっかり者の妻・田宮ひかり(吉田羊)と、思春期真っただ中の娘・田宮信子(當真あみ)、やや反抗期が始まった息子・田宮稔(今泉雄土哉)、そして認知症が出はじめた母・田宮清子(三田佳子)とともに何不自由のない平穏な日常を暮らしていた。
だがある日突然、太平洋戦争まっただなかの昭和19年6月にタイムスリップ。
その衝撃の事態に太一たちが慌てふためく頃、時同じくして過去の世界にいざなわれた太一の父の戦友の甥・小島敏夫(堤真一)と敏夫の息子・小島新也(奥智哉)が太一たちのもとにやってくる。
陽気で人当たりの良い敏夫はすぐにこの時代に馴染んで前向きに動く一方、太一はなかなか受け入れられずもがく。
戦争に突き進む厳しい時代に身を置くなかで、太一たちは令和では知り得なかった戦時下での現実の数々に直面し、必死に生き延びようとするなかでそれぞれに変化が見えはじめ…。
今回公開された代表カットは、そんな衝撃の事態に見舞われた太一の家族と敏夫の父子が昭和時代の木造住宅の前に並んだ1枚。
太一たち男性は当時の国民服と呼ばれるカーキ色の上下、ひかりや清子はもんぺなど、全員が戦時下で定められた服に身を包み、太一の複雑さをにじませる笑顔をはじめ、その表情はそれぞれが抱く思いを表しているよう。
そんななか、なぜかひとり顔をそむける新也――それが意味することとは?
◆シーン写真を先行公開!
さらに今回、タイムスリップした昭和の時代での太一たちの生き様がうかがえるシーン写真も一挙先行公開されている。
太一の戸惑いと恐怖が手に取るように伝わるショットや、ひかりが真剣な眼差しで針仕事に勤しむショット、さらには厳しい戦火を感じさせる緊迫のシーンまで、豪華俳優陣が全身全霊で戦時下を生きる姿を熱演する姿はリアルで生々しさを感じるほど。
図らずも戦時下に身を置くことになった太一たち令和の家族が、初めて目の当たりにする戦争に何を感じ、どう生き抜いていくのか。そして待ち受ける運命とは――。