SF映画に出てきそうなテスラの「サイバートラック」。米国で最初の納車が2023年末から始まったばかりの最新のクルマですが、そんなクルマにオーブンを搭載し、ピザのフードトラックとして利用している男性がいます。

↑サイバートラックで焼いたピザのお味は?(画像提供/New York Post/YouTube)

 

ニュージャージー州北部で人気のフードトラック「シン・クラスト・ピザ」。一般的なフードトラックと違うのは、この店ではテスラのサイバートラックを使っていることです。

 

サイバートラックといえば、テスラが発表してから実に4年を経て発売が開始された待望の新型車。ステンレスでできた無機質なボディや、従来のクルマとは一線を画す直線的なデザインが特徴的です。

 

シン・クラスト・ピザのサイバートラックは、2段式の高出力オーブンを後部に搭載。クルマのバッテリーを使って、オーブンを運転させてピザを焼くのです。

 

クルマの力でどこまでオーブンが加熱されるのかが気になるかもしれませんが、同店のオーナーであるアルベラエズさんは「十分なパワーがある」と話しています。実際、およそ2分でピザが焼けるのだそう。

↑サイバートラックの後部でピザを焼く(画像提供/New York Post/YouTube)

 

また、サイバートラックをフル充電していれば1時間に120枚のピザを作れて、8時間連続で焼き続けられるとアルベラエズさんは言います。

 

アルベラエズさんがサイバートラックでフードトラックを始めた理由は、ケータリングの需要が高まっており、それに対応するためだったそう。確かにサイバートラックなら車体後部でピザを焼くため、屋台のような雰囲気を出せるかもしれません。

 

おまけに、サイバートラックはまだ市場に出回っている台数が少ないため、サイバートラックを見れたことだけでもお客さんはうれしいそうです。

 

【主な参考記事】

New York Post. This Tesla Cybertruck can cook pizza in just 2 minutes: ‘Gets it done like nobody’s business’. September 3 2024