アル・ナスルが獲得目指すラビオ photo/Getty images

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現在無所属のフランス代表MFはサウジアラビアへ移籍する可能性がある。

イタリア『Corriere dello Sport』によると、サウジアラビアのアル・ナスルは現在フリーのフランス代表MFアドリアン・ラビオ獲得に向けて動いているという。同クラブはラビオ獲得を熱望しており、既に具体的な動きも見せているようだ。

パリ・サンジェルマンのU-19出身であるラビオは2012年7月にトップチーム昇格を果たすと、2013年1月にはトゥールーズへレンタル移籍。その後の2013年6月、PSGに復帰すると、13-14シーズンからは主力として活躍。パリ・サンジェルマンでは公式戦通算227試合出場24ゴールを記録しており、2019年7月にはユヴェントスへの完全移籍を決断していた。ユヴェントスでは公式戦通算212試合に出場し、22ゴールを記録するなど中盤の要として活躍。昨季も31試合で5ゴール3アシストとクラブの3位フィニッシュに大きく貢献していた。

しかしラビオは昨季限りでユヴェントスを退団し、現在はフリーに。今夏の移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、ACミランへの移籍が噂されていたが実現には至らず。未だ新天地が決定しない状況が続いていた。

そんなラビオだが、アル・ナスル行きの可能性が浮上。同メディアによると、アル・ナスルは年俸2000万ユーロという破格のオファーを用意しているとのこと。また、同クラブに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドもラビオ加入を強く望んでいるという。

EURO2024でも5試合に先発出場し、まだまだトップレベルでプレイできることを証明して見せたラビオだが、29歳にしてヨーロッパの舞台から姿を消してしまうのだろうか。