復帰初戦でいきなり得点を挙げたフェリックス　photo/Getty images

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チェルシーはプレミアリーグ第2節、アウェイでのウォルバーハンプトン戦で6-2と大勝し、今季初勝利を収めている。

この試合はMFノニ・マドゥエケのハットトリックやイングランド代表MFコール・パルマーの1ゴール3アシストなど注目すべき点は多いが、最注目はチームの6点目を記録したポルトガル代表FWジョアン・フェリックスだ。21日に1年ぶりチェルシー復帰が発表されたフェリックスはベンチからのスタートだったが、後半68分から途中出場すると、その後の80分に左サイドを抜け出したポルトガル代表FWペドロ・ネトの折り返しをゴール左に叩き込み、いきなりゴールを決めてみせた。

復帰初戦からゴールを決めたフェリックスは試合後、インタビューでチェルシー復帰の喜びを露わにした。チェルシー公式サイトが伝えている。

「チェルシーのファンからまた歌を聞けてとても嬉しかった。本当に鳥肌が立った。復帰できて本当に嬉しいし、今後もクラブを助けるために全力を尽くしたい」

チェルシーでの充実ぶりを語るフェリックスは2019年7月にベンフィカから大きな期待を背負いアトレティコ・マドリードに移籍。しかし1億2700万ユーロという高額な移籍金に見合う活躍は見せられておらず、その後は難しいキャリアを送ることに。アトレティコ・マドリードでの居場所はなくなり、近年はレンタル移籍を繰り返す形となっていた。

そんなフェリックスだが、今夏ようやくアトレティコ・マドリードを退団。チェルシーへ完全移籍を果たし、新天地での再起を誓ったフェリックスだが、スタートダッシュには成功。かつてクリスティアーノ・ロナウドの後継者とも言われていたポルトガルの天才は果たしてこのままチェルシーで活躍し、完全復活を遂げられるのだろうか。