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ソニー・ピクチャーズによるマーベル映画でスパイダーウーマンの一人アーニャ・コラソンを演じたイザベラ・メルセードは役者として快進撃を続けている。最新作『エイリアン:ロムルス』は絶賛評とともに全米公開を迎えたところで、今後はジェームズ・ガンによる新DC映画『スーパーマン』のお披露目が控えている。

メルセードが主要キャストを務めた『マダム・ウェブ』はうまくいかず、出演者やプロデューサーらが苦い思いを語るようになっている。この作品についてメルセードは、米番組にて正直な思いを語っている。

「私が尊敬する俳優には、誰もが“キャンプだよね”という映画があると思います」とメルセード。“キャンプ(camp)”は、“大袈裟で誇張された”“けばけばしい、仰々しい”などを意味するスラングだ。

公開時期、『マダム・ウェブ』はネットでミーム化されることも多かったが、出演者たちもこうしたトレンドを見ていたという。「グループチャットがあって、みんな楽しんでいました。ツイートとかミームやなんかを見てて、グルチャで盛り上がってましたよ」。

「でも同時に、私の中には悲しいところもありました。あの映画で本当に一生懸命頑張った人たちがいるわけだし、その人たちにとって、あれが大ブレイクのきっかけになっていたかもしれない。どうしても、頑張ってくれた人たちのことを考えずにいられないんです」と共演者やスタッフを気遣うメルセード。彼女の言うように、『マダム・ウェブ』はネット上でネタにされてしまうことも多いが、その裏では年月や心血を注いで懸命に尽くした人々が確かに存在する。

「私は運が良く、今は別のチャンスにも恵まれていて、とてもありがたく思うんですが、あの映画に全力を注いでいた人たちには申し訳ないなと思います。 “船頭多くして船山に登る”って感じで、誰かが良かれと思ってやったことも、他の誰かはその意味合いを理解できていないこともあると思います。」

プロデューサーを務めたロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラは「サンディエゴ・コミコン2024」の場で、「あれは辛い出来事でした」「頭を斧でやられた感じ」と、より実直に。マダム・ウェブやアーニャたちが今後再登場するかは不明だが、良い形で救済があることを望みたい。

ちなみにメルセード、3人の少女を演じたシドニー・スウィーニーやセレステ・オコナーと撮影期間中はとても仲良く楽しんでいたそうだ。3人で誕生日パーティーをやったり、韓国焼肉を食べに行ったり、ピラティスを受けに行ったりしていたとで楽しそうに話している。

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