アトレティコ・マドリードが獲得狙うアル・イテハドMFカンテ photo/Getty images

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アトレティコ・マドリードはチェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーの獲得に難航している。

『Relevo』によると、アトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場でアル・イテハドに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテの獲得に興味を示しているという。同クラブはギャラガー獲得が停滞している中、経験豊富なカンテを代替案として検討しているようだ。

カンテは2023年7月に7年間在籍したチェルシーを退団し、サウジアラビアのアル・イテハドへの移籍を決断。近年は怪我が懸念されていたが、直近の23-24シーズンは公式戦44試合に出場し、4ゴール6アシストを記録するなど、年間通して大きな怪我もなく、クラブの主力として奮闘。その活躍もあり、EURO2024では2年ぶりにフランス代表に復帰し、大会を通して衰えを感じさせない安定感のあるパフォーマンスを披露していた。

そんなカンテの獲得に動いているのがアトレティコ・マドリード。同メディアによると、アトレティコ・マドリードはカンテの現況とヨーロッパに復帰する意思を確認するため、既に同選手の関係者と接触したとのこと。現時点では正式なオファーは提出されていないが、数日以内に具体的な動きを見せる可能性は高いようだ。

現在カンテはアル・イテハドから破格の給与を受け取っているため、ヨーロッパ復帰の条件として大幅な給与減少を受け入れることは必要不可欠となるが、果たしてヨーロッパへと帰還するのだろうか。今後の動向から目が離せない。