年代別代表経験の逆輸入GK、町田→川崎の“近すぎる移籍”に注目「近所にもほどがある」
山口瑠伊が川崎へ移籍
J1リーグ首位のFC町田ゼルビアは8月14日、GK山口瑠伊が川崎フロンターレへ期限付き移籍することを発表した。
“近すぎる”新天地に注目が集まっている。
山口はフランスのFCロリアンのユースで育ち、スペインのエストレマドゥーラでキャリアをスタート。その後、スペインのレクレアティーボ・ウェルバを経て、2021年12月にJ2水戸ホーリーホックに加入した。
水戸では正守護神を務め、2022年にリーグ戦34試合、昨季は29試合に出場。今季、J1に昇格した町田へ移籍したが、ここまでリーグ戦出場はなく、天皇杯の1試合のみにとどまっていた。
2017年にはU-20ワールドカップ(W杯)に出場するなど、年代別代表を経験してきた山口は8月14日、同じJ1の川崎への期限付き移籍が決定。期限付き移籍期間は2025年1月31日までで、2024年シーズン公式戦における町田との対戦には出場できない。山口はクラブを通じ、「シーズン途中でもあり、クラブには迷惑をかけますが、選手としてこの決断が正しかったと言えるよう頑張ってきます。クラブに関わる方々、サポーターの皆さんの応援でどんな時も前向きに取り組んでこられました。短い期間でしたが、沢山の温かい励ましや声がけ、本当にありがとうございました!」とコメントしている。
町田と川崎の練習場がある麻生とは約10キロとあり、SNS上では「近所にもほどがある」「寂しい」「えーーー」「ご近所さんでいい経験ができますように」といった声が寄せられていた。(FOOTBALL ZONE編集部)