カシマスタジアムが鉄壁の要塞と化す!? 今季の鹿島はホーム戦が圧倒的に強い
鹿島アントラーズは7日、明治安田J1リーグ第25節でサガン鳥栖と対戦し、3-0の快勝を収めた。この結果、勝ち点を「47」まで伸ばし、首位と3ポイント差の2位に浮上している。
試合は、18分に鹿島が幸先よく先制に成功。やや連携面のミスが見られた中でも右サイドで粘り強くボールを保持し、最後はDF濃野公人が豪快なミドルシュートを叩き込む。そして後半に入ると、53分、右クロスを起点にファーサイドへ走り込んでいたFW鈴木優磨が頭で折り返し、中央にいたMF仲間隼斗が頭で押し込んだ。さらに、79分には鋭いカウンターを仕掛けると、自陣ゴール前から圧巻の駆け上がりを見せたDF安西幸輝が勝利を決定づける3点目のゴールを決めてみせた。
国立競技場で開催されたホーム戦も1試合(第17節・横浜FM戦)あったが、今季のカシマスタジアムは鉄壁の要塞と化しているかもしれない。逆転優勝へ向けて、終盤戦も鹿島の戦いに目が離せない。