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サプライズ満載の(MCU)『&ウルヴァリン』でも、特に“あり得ない”登場となった某ヒーロー俳優。まさかの角度からの出演を果たした衝撃カメオの裏側について、主演のライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督が驚きの事実を明かしている。さらに、演じた本人も鮮明写真とともにSNSを更新している。

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

この記事には、『デッドプール&ウルヴァリン』のネタバレが含まれています。

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『デッドプール&ウルヴァリン』には、驚くべきカメオ出演者が多数登場するが、中でも最も“あり得ない”出演(?)となったのがヘンリー・カヴィルだろう。マーベル・スタジオのライバルとも言えるDCユニバースの顔、スーパーマン役を務めるヒーロー俳優だ。

©THE RIVER

カヴィルは映画の序盤、デッドプールが異世界のウルヴァリンを探す場面で登場。ガレージでモーターバイクをイジるタンクトップのウルヴァリンの広い背中が映り、振り向くとまさかのスーパーマン役ヘンリー・カヴィルだったという驚愕サプライズだ。

カヴィルはスーパーマン役への復帰を大々的に表明した直後に、DCユニバース再編のためスタジオから役を奪い去れてしまうという憂き目に遭っている。これを皮肉るように、デッドプールは「他の映画会社よりも良い待遇にする」と発する。この衝撃的なキャスティングは、一体どうやって実現したのだろうか?

デッドプール役のライアン・レイノルズと監督のショーン・レヴィが米に明かしたところによれば、カヴィルの起用はレイノルズの発案だった模様。「あれは撮影初日のことです」と、レイノルズは振り返っている。

「(ウルヴァリンの変異体役に)一体、誰をキャスティングしようかという話から生まれたものでした。僕は、ウルヴァリンほどリキャストが不可能で、苛立たしい役はないと思います。役者として、(誰かがウルヴァリン役を演じるのは)恐ろしく、ビビっちゃうことだと思います。だから何か別の方法で考えたい。でも、もしもそれをやらなくちゃいけなくて、あらゆる方法、形、形式で正統にやってきた男を使わないのだとしたら、ヘンリー・カヴィルがいいんじゃないかと思ったんです。」

続いてレヴィが話しているところによれば、このキャスティングはカヴィルがDCからスーパーマン役を降ろされてしまった少し後の出来事だったそう。アイデアが浮かび、彼の名が出てから、カヴィルにメッセージを送って、快諾の返答が返ってくるまで、わずか15分しか要さなかったそうだ。

レヴィ監督は、本作のカメオ出演者はライアンと話す中で思いついた対象者にその場でテキストメッセージを送り、ほぼ全員がすぐに快諾してくれたと語っていた。どうやらカヴィルも、そうしたうちの一人だったようだ。スーパーマン役を失って傷心していたかもしれないタイミングでの誘いに、カヴィルも楽しんで飛びついていたということだろう。

なお、ちょうどカヴィルもInstagramでウルヴァリン役の写真とともに初言及を行なっている。「念の為、今回は口髭を剃った。口髭だけ」とのコメントを添えている。

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