2024年アメリカ大統領選挙に出馬予定のカマラ・ハリス副大統領に対し、LinkedInの創設者であるリード・ホフマン氏やKhosla Venturesのヴィノッド・コースラ氏ら100人以上のベンチャーキャピタルの代表が支援を表明しました。





Silicon Valley Venture Capitalists Pledge to Support Kamala Harris - The New York Times

https://www.nytimes.com/2024/07/31/technology/silicon-valley-investors-support-kamala-harris.html

Over 100 VCs pledge support for Kamala Harris | TechCrunch

https://techcrunch.com/2024/07/31/over-100-silicon-valley-vcs-pledge-to-vote-for-kamala-harris/

発端となったのは、2024年7月23日にGraham & Walker venture fundの創設者兼CEOのレスリー・ファインザイグ氏がXに投稿した「『民主主義のためのベンチャーキャピタル』を始めます。誰か参加しますか?」という呼びかけです。





ファインザイグ氏の呼びかけから数日のうちに、ホフマン氏や実業家のマーク・キューバン氏などが賛同を表明。集まった100名以上のベンチャーキャピタリストたちは「VCs for Kamala」というグループ名を名乗り、ハリス氏への投票や寄付を募っています。





VCs for Kamalaは「私たちはビジネスやアメリカン・ドリーム、起業家精神、技術進歩を支持しており、日々、未来を築く起業家を探し、投資し、支援しています。また、私たちは民主主義がこの国のバックボーンであると信じています」「この極めて重要な瞬間に、私たちはハリス氏への支持で団結しています」と語っています。

発起人のファインザイグ氏はVCs for Kamala立ち上げの理由として「この数週間、数え切れないほどのベンチャーキャピタリストがドナルド・トランプ氏への支持を表明するのを見てきました。私は彼らの多くを尊敬してきましたが、今回の選挙にはもっと本質的な問題が存在しています」と述べました。





一方でVCs for Kamalaは「私たちはあくまで強力で信頼できる機関への投票を呼びかけているだけで、特定の政党との提携を意味するものではありません」と主張しました。

ホフマン氏は「VCs for Kamalaに署名できたことを誇りに思います。VCs for Kamalaへの署名は私たちの民主主義の未来への投資です」と語っています。