(C) 2024 MARVEL.

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(MCU)への復帰が発表されたロバート・ダウニー・Jr.、アンソニー&ジョー・ルッソ監督それぞれの報酬額が判明した。米が報じている。

現地時間7月27日、アメリカで開催された「サンディエゴ・コミコン2024」にて、『アベンジャーズ:ドゥームスデイ』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(ともに原題)の監督としてルッソ兄弟の復帰が発表。さらに『ドゥームスデイ』のメインヴィランとなるドクター・ドゥーム役で、アイアンマン/トニー・スタークを演じてきたダウニー・Jr.の出演も明らかになった。

報道によれば、ルッソ兄弟は『ドゥームスデイ』『シークレット・ウォーズ』の2本分で合計8,000万ドル(123億9,000万円、1ドル=154.88円換算)のギャラを受け取る契約をマーベル・スタジオと結んだという。これに加え、世界興収7億5,000万ドル、10億ドルの閾値で作動する成功報酬も含まれてくるとのことだ。ただし、ソフトリリースやライセンシングによって生じた利益の一定割合を受け取る「バックエンド契約」は契約外となる。

高待遇は報酬面だけではない。通常、マーベル・スタジオはMCU作品の製作を外部の製作会社ではなくインハウスで行っているが、『ドゥームスデイ』『シークレット・ウォーズ』でルッソ兄弟は自分たちが率いる製作会社ABGOを通じてプロデュースを行うという。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』の時よりも独立性の高い製作が担保されることになる。

一方のダウニー・Jr.については具体的な報酬額が明かされていないものの、ルッソ兄弟の8,000万ドル以上よりも「大幅に多い」額だという。さらに、特典としてプライベートジェットでの移動や専属の警備員、豪華トレーラーの権利が契約に含まれてくる。『エンドゲーム』以降、ダウニー・Jr.は(2023)でアカデミー賞助演男優賞を受賞するなどの功績を残しており、これまでに以上に引く手数多の状況だ。より高待遇になるのは必然的と言える。

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ちなみに情報筋によれば、ダウニー・Jr.が『アベンジャーズ』シリーズなどMCU作品での出演を通して受け取った報酬は総額5億~6億ドル(約774億円~924億円、同レート換算)にも及ぶという。

現時点で、『ドゥームスデイ』の撮影は2025年第二四半期(4月~6月)に英ロンドンで開始される見込み。ダウニー・Jr.は今秋上演開始のブロードウェイデビュー作『mcneal』の興行を終えてから、『ドゥームスデイ』の準備に移行する予定だという。

『アベンジャーズ:ドゥームスデイ(原題)』は2026年5月、『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズは2027年5月にUS公開予定。

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