リールで評価を上げたヨロ photo/Getty Images

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マンチェスター・ユナイテッドは、リールのDFレニー・ヨロ(18)の獲得に迫っているようだ。英『THE Sun』などが伝えた。

かねてよりユナイテッド移籍の噂が立っていたヨロ。本人はレアル・マドリード移籍を希望していたとも言われるが、レアルからのオファーはリールの希望額に届くものではなく、来夏で契約が切れるヨロはユナイテッドへ向かうことになるようだ。同紙は現在ヨロがメディカルチェックを受けるためにキャリントンの練習場へ向かっていると報じた。移籍金は5200万ポンドと伝えられている。

ユナイテッドは昨季、守備陣にケガ人が続出し厳しい戦いを強いられた。8位という不本意な成績から上向かせるためには守備陣の再構築が不可欠で、センターバックと左サイドバックでプレイできるヨロは頼もしい戦力だ。ユナイテッドはアヤックス時代のエリック・テン・ハーグ監督の教え子でもあるバイエルンDFマタイス・デ・リフト獲得にも迫っていると伝えられており、今夏で守備陣を大胆に刷新するつもりなのだろう。

『Mirror』はヨロ獲得によってデ・リフト、あるいはリサンドロ・マルティネスの出場機会が減ることになるかもしれないとも危惧しているが、プレミアを制するためには分厚いスカッドが必要だ。ラファエル・ヴァランが退団し、ヴィクトル・リンデロフにも移籍の噂があがる今夏はユナイテッド守備陣大改造の夏になるかもしれない。