9回1点を追いかけるノーアウト1塁 岸田行倫選手のバントは失敗(画像:日テレジータス)

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◇プロ野球セ・リーグ 広島2−1巨人(29日、東京ドーム)

1-1の同点で迎えた9回、広島・菊池涼介選手に決勝ホームランを浴び、敗れた巨人。

阿部慎之助監督は、敗因として8回と9回のバント失敗の場面を挙げています。

1点を追う8回、1アウト1塁の場面で打席には代打・立岡宗一郎選手。初球からバントを試みましたが、ピッチャー正面。1塁ランナーの門脇誠選手が2塁に到達することができずアウト。

さらに、直後に勝ち越しのホームランを浴びて再び1点を追いかける9回。ノーアウト1塁で岸田行倫選手がバントを試みますが、打ち上げてしまいまたも失敗。ランナーを進めることができませんでした。

阿部監督は「(チャンスの)なり方が悪かったね。バント失敗したりね。あれじゃ点入るわけないよね。しっかりした形になって、打てなかったらしょうがないけどね」と苦言を呈しました。

また、8回には2アウト満塁と勝ち越しのチャンスで、4番岡本和真選手に一打は生まれず。「本人もどうしていいか分かんないんだろうけども、あそこで切れてしまうってことは多々あるので。ちょっと考えようかなと思います」と起用方法の見直しを示唆するコメントを残しています。