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米HBOが新たに描く『ハリー・ポッター』実写ドラマ版のショーランナーと監督がそれぞれ決定した。HBOドラマ「メディア王 ~華麗なる一族~」や「キリング・イヴ/Killing Eve」のフランチェスカ・ガーディナーがショーランナー、同じく「メディア王」や『ザ・メニュー』(2022)のマーク・マイロッドが複数エピソードの監督を務める。両者は製作総指揮も務め、ガーディナーは脚本家も兼任する。

「メディア王」卒業生のガーディナー&マイロッドはHBOとの関係が深い。これまでにガーディナーは「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」の製作総指揮も務め、マイロッドは「ゲーム・オブ・スローンズ」、「THE LAST OF US」、「アントラージュ★オレたちのハリウッド」など多数のHBO作品でメガホンをとってきた。共にエミー賞受賞経験を持ち、「ハリー・ポッター」ドラマ版の舵とりにふさわしい人物だといえるだろう。

本ニュースの発表後、ドラマ版の製作総指揮を務める原作者のJ・K・ローリングは、にコメントを投稿。「製作チームの一員として面談させていただいた監督と脚本家を発表できて、本当に感激しています。フランチェスカ(・ガーディナー)によるパイロット版の脚本を読み、マーク(・マイロッド)のビジョンを聞いてから、この番組が期待以上の作品になることを確信しています」と喜びを述べた。

本企画は映画版同様、ローリングの原作小説7巻を順々に映像化していく計画。各シーズンで1巻をカバーし、計10年にわたる長期シリーズになる見込みだ。製作総指揮にはガーディナー、マイロッド、ローリングのほか、映画版プロデューサーのデヴィッド・ハイマン、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのニール・ブレア、『アイム・ノット・シリアルキラー』(2017)ルース・ケンリー=レッツも名を連ねている。

ちなみに以前ワーナー・ブラザース・テレビジョンのチャニング・ダンジ会長は、ショーランナーが決定すれば「(キャスティングなどの)会話を始めることができる」といた。ガーディナーの起用が決まり、いよいよキャスト探しが始まると予想される。

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