ひろゆき氏

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 2ちゃんねる開設者で実業家のひろゆき氏(47)が17日「X」(旧ツイッター)を更新。トランスジェンダー選手の女子部門への参戦問題に言及した。

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は現地時間12日、男性から女性へ性別変更した競泳選手について、世界水連が定めたトランスジェンダー選手を女子カテゴリーから締め出すルール制定の撤回を求める訴えを棄却した。

 この選手は2020年まで男性として競技を続けていたが、21年から女性として競泳に参戦。全米体育協会の大会で優勝した初のトランスジェンダー女子選手となった。だが、同年世界水連が女子部門への参戦禁止を決定。これに対し同選手は異議を唱え、CASに訴えたものの、退けられた。

 ひろゆき氏はこの問題を報じた記事を引用し「トランスジェンダー競泳選手の女子部門への参戦禁止。生物学的男性が女性の大会に出る行為は、女性のチャンスを減らすだけなのに、女性が女性の権利を失うのを応援してるのを見掛ける」と、生物学的男性の女子選手が結果的に生物学的女性の機会を減らしている現実を指摘しつつ、この矛盾を無視して応援している人がいることを疑問視。

 その上で「自分は大会に出ないからどうでもいいのかな?あなたの娘の機会を男性が奪うのですよ」と、将来的に自分の家族にも関わってくる問題である、と主張している。